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『中古+リフォーム』のカタチ
Filed under: ● home/interior | Tags: | 11月 27th, 2009
シラサワです。。。。。
神戸は今日も快晴、暑くも無く、寒くも無く、一番いい気候です。
さて、たまには、リフォームの話でも。 『超長文です』
あくまで1つの事例ですが、スターマムブリッジに入るキッカケになった我が家の『家造り』リフォームの話を。。。
5年前、結婚を機に住まいを探し始めました、夫婦共稼ぎ、子供おらず、2人とも実家が大阪。
元々インテリアとかは、好きだったものの、いざ『我が家』となると、規模が大きく、とりあえずは、
何からしていいのかが、想像つかなかったので、考えをまとめるために、A3サイズで『住みたい家/住みたくない家』
写真集を作りました(約30Pのスクラップ帳で内容はありとあらゆる雑誌からの切抜き) ※今でもたまに見て苦笑
キッチン編、リビング編、トイレ編、寝室編と各“居住空間軸”と、床編、壁紙編、玄関タイル編などの“素材軸”、
照明が大好きだったので、それらの照明がキーポイントになっている写真などの”イメージ軸”
(大体、好きな照明で切り抜くと、写真全体も”何かしら”好きなテイストになっている)、などに分けてつくりました。
それをGOOD版(こんなんが良いな〜)とBAD版(こんな感じはいややな〜)の両方を作りました。
悪い方・BAD版をつくっておいたのが、後々よかったですね。
(写真でこんなんは”いやや!”と伝えておいたら、どう間違っても、最終仕上りは、そうはならないですからね)
この段階では、新築か中古かも決まっておらず、単に、自分たちの『住』に対する考えを”まとめ”たかっただけ。
ところが、不思議なもので、スクラップを作っていくにつれ、『素材の1つにまで、思い入れ・こんなんに住みたい感』
が出てきて、日に日に(合間をぬって実際に現物を見にいったりしてたので、結局製作に1ケ月かかった)
理想の住まいがカタチとなってきたのでした(この方法はおすすめです)
そんな状態で、”ちょくちょく”新築マンションを見にいったりもしましたが、感想としては、使っているモノは綺麗
なんだけど、なんだか全部同じテイスト・同じ素材で素っ気無く感じるな(味わいが無く感じた)、漠然と何かが
違うな、といったものでした(ただし、機能的な設備は魅力的やな、と思った)。
ちなみにこの時の金額の話をすると、
◎ 近所の新築物件(80㎡、北摂のまあまあ、おちついた環境で駅近5分)が約3000万円。
◎ たまたま住んでた(実家)マンションの上層角部屋が空いて、築25年で1100万。
結果、私の場合は、この中古1100万+リフォーム800万=1900万の方を選択しました。
私がした『中古+リフォーム』で良かった点
○ 住み慣れた土地・環境(25年住んでいる)である安心感(高齢の両親の家まで30秒の安心感含め)
○ マンションの管理体制がきっちりしていて(短期・中期・長期の修繕計画や資金計画が万全)
○ 立地(駅ちか)と上記のような、ばっちりな管理体制なので、資産価値が落ちない事が予想される
○ 全て自分たちの思い描く、理想の住環境が0(ゼロ)から、妥協なく作っていく事が出来る
(思いっきり解体、まず80㎡の空間を梁以外全部とって1つの箱にしてから造りはじめました)
【ちなみにその時の理想の家のカタチを具体的にいうと】
■ 1つ1つの部屋をでかく(結果、80㎡の5部屋⇒2.5部屋)してゆったりと暮らしたい
(たくさんの人を迎えて、楽しめるリビング・ダイニング空間がほしい)
※0.5部屋とは、リビング・ダイニングにつながっている”琉球畳”9枚を敷きつめた、和室4.5帖の部屋の事
■ 床は無垢材を敷き詰めて、ぬくもりのある、季節によって変化の感じれる、風合いにしたい(1番の望み)
■ 照明は全部屋(ダウンやスポットや足元や、とにかく多い)徹底的にこだわったプランで仕上げたい
■ バリのリゾートホテルのテイストが好き(小物インテリアとのバランス含めたテイストの話)なので、その雰囲気を出したい
■ クロスはポイント・ポイントにカラフルな輸入クロスを使用したりして、アクセントをつけながらも
全体的にはホワイトベージュを基本に塗り壁のような凹凸感のあるモノを選択して、照明があたった時の
陰影を楽しみたい(それをみながら『ぼお~っと』音楽を聴きもって酒を飲みたい)
■ 冷蔵庫とか、電子レンジ、炊飯器とかの”生活感丸出し品”はセンスの良い造作物(棚)などで隠したい
■ キッチン・フロ・トイレはシンプルなモノで比較的、廉価なものでよい(全体予算の関係でそうした)
■ ただし洗面部分は造作+タイル貼りで、『うわ〜むっちゃいいやん』となる様に、こだわって造りたい
■ 道路ぞいになので、”音対策”で2重窓がほしい、そして超大型のクローゼット(収納スペース)もほしい
おもだったところはこんな感じで実際は100項目ほどありました(予算上あきらめたものもありますが)
(今考えると相手は嫌やったやろな〜今一緒に働いているけど…スターマムブリッジ・松原プランナー)
『限界があったけど、テクニックでカバーしてもらって、逆に良くなった点』
○ マンションは梁は取れないので邪魔だったが、逆にそれを利用した照明プランにして、雰囲気の出る空間にした
○ マンションはサッシがかえれない(古い銀のやつ)ので、いやだったが、木でケーシング(カバー)し、
オイルステン塗装(アンティーク風)し、更に中に木製ブラインドをはめ込んだら、良くなった
と、こんな具合で、中古+リフォームという選択をして、我が家は出来上がっていったわけですが
(文章が長くなりすぎて”はしょり”ましたが、その間すごい時間のプランクニングの意見交換をしました/5kg痩せた)
やはり、ポイントは、自分でもある程度、理想の空間が描けていたのと、プラスαの提案力のある
プランナーに出会った事、腕の良い職人さんに出会った事、そしてそれらを全てをまとめあげる力のある
リフォーム会社と出会って、結果、いい方に科学反応が起きた点ですかね。
過去に手がけた数多くの物件経験から、ほぼ、どんな要望にも対応できる引き出しの多さと、もし
未経験な事でも、 “出来ない事は何も無い“、何かのアイデアで、マイナスを逆にプラスにする方法を
考えよう、という発想力の豊かさを持ったプランナーと出会うかが、中でも大きなポイントかと思います。
(そして、具現化する腕のいい職人とが結びついたら、やっぱりいいもんって出来ますからね)
そんな訳で、我が家を造ってくれたメンバーが、その後(5年後)、神戸三宮でスタート(2009/春〜)することに
なった、このスターマムブリッジに”その時の縁で”現在、私も働いてるわけですが、家造りのスタンスは今でも
全く変わりなしですので、中古+リフォームで理想の住まいを!とお考えの方は是非ともスターマムブリッジ
で!、と最後は宣伝で終ってしまいましたが、、1つの『住まい作り』のカタチを今日は紹介させていただきました。
以上をふまえて、この時造った家を見てみてくださいませ⇒ http://www.ken-shirasawa.com/wp/example/1