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古きよきもの。
Filed under: ● mental | Tags: | 01月 18th, 2010
シラサワです。。。
先週末は久々に、『あちこちに』とびまわり(全部プライベートの話)、アクティブにすごしていました。
中でも、ギターメンテナンスの方と出会ったのが良かった。http://www6.ocn.ne.jp/~revive/
久しぶりに、バンドをしようと、今から25年前に購入した『エレキギター』を押入れの中から…
電気系統から何から、全然使えない状態だったが、生音で弾いてみたら、今でも深みのあるいい響きがする。
と、いっても、色々な部分(特に電気系統)のガタがきてるので、使い物にならん状態なので、ここはあきらめて、
2-3軒、楽器屋をはしごして、最近の新品のギターを購入しようと、試奏するも、何かが違う、、、深みがない。
次の楽器屋に向かう途中、先ほどの『押入れから出した25年前のギター』のことを思い出しながらしばし回想。
このギター(当時7万円/上代金9万円のレスポール(ギターの名前です))当時(15歳)、肉体を酷使して、
バイトに明け暮れ(昼(夏休み)は年齢を詐称して喫茶店(時給450円/当時そんなもんやった)、で働き、
夜は工場(700円)の肉体労働、合間合間に引越しのバイトやとにかく何でも案件があればしてた/20種類ほど)、
必死の思いをして手に入れたな〜、、、、
その後、音楽をはじめて、青春時代(15歳-20歳-25歳と)ずっーっと
傍らでおったな、となり、そういえば自分の持ち物の中で20年間使ってるモノってあるかな〜と考えたら、
全く何も無く、結局20年、傍らにあるのは、ギター(このギターともう1本アコースティックギター)
しかないことに気づきました。。。皆さんはいかがですか?20年もの、ありますか…
そうなると、急にこのギターがいとおしく感じてきて、やっぱりコレ使お、とそっさく、メンテナンスをしてくれる業者を
探しはじめたものの、ほとんどが、『テクニカル』な事とか『商売メイン』の店ばかり(当然のことですが…)
そんな、半ばあきらめていたところ、偶然(ネットで)この店(店長1人でやられてる)にぶちあたり、
『直感』で『いいかも』と思い訪店(宝塚線の岡町駅)。。。わたしがここまでたどってきた経過と思いを話してみると、
店長もばっちり、同じ感覚の方でした。
特に国産ギターがお好きなようで、この時代の木の材質(今では材料原価の高騰なども含めて不可能)のよさ
と職人技術の高さがむすびついた作品(良くジャパニーズビンテージともいわれる)を数多く扱われてます。
モノの良さもさる事ながら、古き良きギターを大切に使うことで『良い音色』が出るにちがいありません。。。
私のギターはまさにそのもの、1982年生産、、、『久しぶりにいいものに出会いましたわ〜』と言ってもらって、
『あ〜良かった。。。』と即お願いする事にしました。ギターへの愛情(思い)がビシビシ伝わってくる方でした。
※3週間前後で出来上がってくるギター楽しみです。。。
ここまでの経過、かつて、自分自身が家、というものに対して、感じてた事ととまったく同じです。。。
(キターを家という言葉におきかえてみても、文章がなりたちます。。。) 不思議なもんです。。。。
古いモノの持つ良さ+新しいモノ(技術・感性)を、旨〜く『バランスをとって』ミックスする事が出来た時に初めて
唯一無二のモノが誕生して、きっと使い続ける事になるであろう新たな価値観を生むのでしょうね。
(これはモノだけでなく、会社や家族や色んなところでも共通する事やな、と感じます、、、)
話はがらっとかわり、その日の夜は堀江にある、PIANO PIANOのバールへ。
http://www.piano-piano.co.jp/senba/index.html
肥後橋にある本店イタリアンは行った事ないですが、なにかと昔からよく聞くお店、、、
そのバール版です>>>気軽に立ち寄り、ラフに飲めるかんじの店です。。。
ワインを”ぐいぐい”とのみながら、ちょこちょとと、旨いあてをつまんで(もちろんイタリア料理は本格的でうまい)
カジュアルに飲める感じの店で、しかも今年は10周年ということで、ワイン2010円(いつまでかは知らん)と格安!!
久しぶりにこの界隈で『え〜な〜』と思った店でした。。。