SION｡｡｡

シラサワです｡｡｡

今日は朝から雨が”しとしと”降ってますね､こんな降り方をする雨の日のアイポッドのセレクトは､

ＳＩＯＮの『街は今日も雨さ』です。(デビューは1985〜1986年あたり)　

ＳＩＯＮというアーチストは､山口出身の年のころなら､40代後半､何ともいえない、ハスキーボイス

(というかしわがれ声)で､唄うというよりささやき、語りを混ぜたような趣のあるトーン､､､

もっともコピーできない(楽譜に出来ない)､この人にしか表現できん唄を唄う人です。味があります｡

ご本人､トム・ウェイツが好きらしいです。

誰しも､昔の思い出とその当時の音楽が、セットになって記憶に残っているとおもいますが､

わたしも80年代後半〜90年代当時(ずっと聞いているのもｓｉｏｎ’85〜’87というその当時の音源集)、

よくボロボロの車に友達と2人､ギターのっけて､色々なところに行ってこの人の曲を朝まで弾いてたもんです。

ほろ苦い….

だから､ｓｉｏｎ’85〜’87という､その当時のベスト集、を聞き始めると､頭の３曲『街は今日も雨さ』

『俺の声』『クロージングタイム』を聞いただけで、一気にその当時にタイムスリップします｡｡｡

東京の人が大阪のまんげつポン食べても『旨い』と思わん理論(味覚と記憶(思い)はコインの表裏)で､

今､初めてｓｉｏｎを聞いても『う〜ん』という印象になる事の方が(たぶん)多いとおもうので、

オススメできませんけど、それでも聞いてみようと思うならこの(ｓｉｏｎ’85〜’87)を是非｡｡(古すぎてあまり無いかな)

(初めて聞く人によると､すごくなげやり感を感じ、どよ〜んとなるらしい….)

福山雅治も大ファンらしく､よくカバーしている『12月』という曲も入ってます｡｡

ｓｉｏｎのもう1つの魅力は､歌詞が良くて､個人的にはｸﾛｰｼﾞﾝｸﾞﾀｲﾑの歌詞がﾒﾛﾃﾞｨと自分の経験とあいまって

『ぐっ』ときます､あと風来坊という曲。

それとノスタルジアという曲とか春夏秋冬(これはカバーやけど､この人が歌うと最高｡｡｡)もいいです｡｡

そんな曲の数々を聞きもって、ゆったりと､電車に乗ってたのだが、岡本あたりで、『おなかが痛くなって』

途中下車､､、、ど駅前のカフェ(チェーン店ですが落ち着いたインテリア(照明)とｊａｚｚ)に飛び込んで､

まあついでにコーヒーでも、と10分ほど休憩。

廻りを眺めると、店前に車が通らないせいか、雨のせいか､すごくゆったりとした環境。

お客さんもまばらで落ち着いた人ばかり(のんびりと本を読んでる上品そうな人が多かった)｡｡｡

ひさしぶりに偶然いい感じの場所が見つかりました。

いつもは西宮でおりるのだが､これからはココまで耐えよ｡｡｡と思った､ちょっとラッキーな朝でした｡｡｡