アナログ<=>デジタル､ええ勝負。

シラサワです。

最近､アイポッドに入っている音楽に聞き飽きてきて､何かいいもんはないかな〜と､新しい音楽を

探している日々ですが､こうなってくると同時に､昔から聞いてる音が聞きたくなってくる。

と、いうのも我が家にはカセットテープが200本ほどあって､インディーズ系の音源(昔はレコードしかなかった

ので､誰かが購入したアルバムをカセットに録音してもらってた)を中心に、聞きたいやつは、デジタル化して

アイポッドに入れていたのだが､なんせ１倍速なんで変換にえらい時間が､かかります｡｡｡

でも、最近やっぱり聞きたくなってきたので、まあコツコツと変換するか、と思ってましたが、

よく考えてみると、別にデジタル化する必要もないか、と逆の発送で、カセットウォークマンを購入してみました｡｡｡

このアイポッドにくらべて5倍はあろうかという体積のカセットウォークマン、早速､内ポケット『もこっ』とに入れて、

今日出勤､聞いてみるとこれが中々いい音｡｡｡さすがソニー、まだ造っているだけでも感動したのに音もええとは｡

ただ､カセットテープ(今日は60分)の片面が終わる西宮北口の手前あたり、オートリバース機能があるのか、

ないのか､まだ知らないので、カセットテープを１度出して入替えないとダメなのですが、さすがに、

まあまあ人のいる車両、『出せない……』で、イヤホンだけ抜いて､アイポッドに差し替え(アイポッドも持ち歩いてる)

て､途中からデジタルで出勤(ちなみに同じアイポッドのイヤホンを使っているので､抜き差しだけで替えれる…)

したのでした。

デジタルになれているので､ワンクリックで曲の頭だしやアルバムの変更とかが出来ない、このカセットウォークマンを

『不便きわまりない』と感じるかな、と思いきや、好きじゃない曲も､とばさず聞いてる(というか､聞かざるをえない)と、

最後の方に『おっいいやん』という部分が出てきたり(デジタルの場合、ここまで聞く前に次の曲にとばしてる)、

アルバム全体で1つの作品となっている(１枚の中に起承転結)のが見えてきたりと、それはそれで新しい発見

があります(いつしか好きな曲だけピックアップして､ベスト選曲的な聞き方に慣れてしまっていたので…)

個を見すぎる(効率だけを優先して､集めれば全体が絶対によくなるという幻想)がゆえに、全体としてバランスが

取れていいモノが出来ている、という部分を見落とすことも多いな〜という事にきずかせてくれたりもします｡｡｡

(会社組織や家庭やその他もろもろ、色々なところでも同じ事がいえますね､役割分担の明確化というか､

それぞれに､存在価値っていうモノがあるんですね､､､木も見て森も見ろという事か..)

しばらく通勤が楽しくなりそうです(なんせ200本の中から何を持っていくか､家を出る前から選択が勝負なので…)